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【東京ゲームダンジョン13】10分RPGから怪異撮影まで!実際に遊んだ注目インディーゲーム6選

【東京ゲームダンジョン13】10分RPGから怪異撮影まで!実際に遊んだ注目インディーゲーム6選

「10分で終わるローグライト、夜の新宿で怪異を撮るホラー、そしてゲームボーイ互換機で動く育成シミュレーション。」

2026年8月8日、東京都立産業貿易センター浜松町館で開催された「東京ゲームダンジョン13」を訪れました。

東京ゲームダンジョンは、個人や小規模チームが制作したデジタルゲームを展示するインディーゲームイベントです。今回は2階・3階の2フロアにわたり、全国から287団体が出展しました。

会場には、短時間で楽しめるローグライトRPGから、夜の新宿で怪異を撮影するホラーゲーム、ゲームボーイ互換機で遊べる育成シミュレーションまで、個性豊かな作品が集結。フロアを歩くだけでもワクワクが止まりませんでした。

この記事では、東京ゲームダンジョン13で実際に試遊した6作品を紹介します。

SUMMER ROAD

SUMMER ROAD

『SUMMER ROAD 10-Minute Auto Roguelite』は、REBUILD GAMESが開発する、1回約10分で楽しめるローグライトRPGです。

物語の中心となるのは、不思議な生き物「モグモ」と出会った3人の子どもたち。モグモが本来帰るべき場所を探すため、森や砂漠を越える冒険へ出発します。

アドベンチャーパートでは、一行が次の町へ向かって道を駆け抜け、移動や戦闘は自動で進行。プレイヤーは敵を倒して手に入れた武器や防具を交換しながら、パーティーを強化していきます。

試遊して特に面白かったのが、次々と増えていく装備の取捨選択です。

SUMMER ROAD

モグモに装備を食べさせるとスキルを合成できるほか、装備そのものにスキルが付いている場合もあります。ステージをクリアした際にも新たなスキルを獲得できるため、どの効果を残し、何を組み合わせるのかを考えなければなりません。

近接攻撃を伸ばすのか、遠距離攻撃を増やすのか、それとも回復手段を優先するのか。装備を交換するだけでキャラクターの見た目や行動も変化するため、短時間の冒険でありながらビルドを作る楽しさが凝縮されています。

また、試遊版ではお巡りさんやドッグトレーナーといった、思わず目を引くユニークなボスも登場しました。強そうな装備を選ぶだけではなく、相手に合わせてスキルの組み合わせを考える必要がありそうです。

1回約10分でも、選択するルートやイベントによって展開が変化します。何度も遊びながら、自分なりの最適な組み合わせを見つけたくなる作品でした。

『SUMMER ROAD』は2026年にSteamで発売予定。記事執筆時点では価格未定ですが、無料体験版が公開されています。

ヨータロー

戦闘を眺めながら次々と装備を組み替えるのが楽しい!
短時間でもハック&スラッシュのおいしい部分をしっかり味わえました!

新宿異変

新宿異変

『新宿異変』は、AMATA Gamesが開発する短編ホラービジュアルノベルです。

主人公が引き受けることになったのは、夜の新宿を歩き、街にうごめく怪異の写真を撮影するアルバイト。

仕事には、次の4つのルールがあります。

  • 「怪異を見つけたら写真を撮る」
  • 「適切な距離まで近づく」
  • 「ただし近づきすぎない」
  • 「フィルムを使い切ったら帰る」

怪異を見つけたら、カメラを構えて撮影します。ただ姿を画面に収めればよいわけではなく、相手との距離を見極めなければなりません。

遠すぎれば怪異をうまく写真に収められず、反対に近づきすぎれば襲われてゲームオーバー。さらに試遊中には、怪異ではない人を誤って撮影したことでゲームオーバーになる場面もありました。

新宿異変

目の前に現れた存在が本当に怪異なのか。そして、どこまで近づけばよいのか。恐怖を感じながらも、自分からカメラを向けて対峙しなければならないところが本作の面白さです。

怪異から逃げるだけのホラーゲームとは異なり、怖いからこそ一歩踏み込み、決定的な一枚を狙う必要があります。画面に怪しいものが映るたびに、「もっと近づいても大丈夫だろうか」と迷ってしまいました。

撮影した写真はコレクションとして残り、後から見返すことができます。怪異を集めるコレクション要素とマルチエンディングが用意されているため、繰り返し遊んですべての異変を見つけたくなりそうです。

『新宿異変』は2026年にSteamで発売予定です。

ヨータロー

怖いのに、写真を撮るためには近づかなければならない。
この距離感が絶妙で、シャッターを切る瞬間まで緊張しました!

Everness to Everness

魔王城のミラテン

魔王城のミラテン

サイハテゲームスのブースで驚かされたのが、ゲームボーイ互換機を使った試遊です。

今回遊んだ『魔王城のミラテン』は、落ちこぼれの天使見習い「ミラ」を1年間育てる育成シミュレーションゲーム。

天使になるため天界で勉強していたミラは、落ちこぼれだったため、神様から地上で1年間修行するように命じられます。ところが、星に乗って地上へ向かったミラが落ちた先は、最果ての地に建つ魔王城でした。

プレイヤーはミラを操作し、アルバイトやレッスン、城の住人との交流を通じてパラメーターを鍛えていきます。

ゲーム内では1週間ずつ時間が進み、48週間が経過するとエンディングへ。1年間をどのように過ごしたのか、最終的なパラメーターがどうなったのかによって、ミラの未来が変化します。

天使になるため真面目に訓練することもできれば、アルバイトに明け暮れることも可能。育て方によっては、天使とは異なる道へ進むこともあるようです。

試遊では、実際のゲームボーイカラーとカートリッジを手にして遊びました。

魔王城のミラテン

モノクロのドット絵、手のひらに収まる画面、物理ボタンを押したときの感触。画面を見ているうちに、昔ゲームボーイに夢中になっていた頃を思い出し、少し涙が出そうになりました。

レトロ風に作られたゲームは数多くあります。しかし、当時と同じような機器を手に持ち、カートリッジを差して遊ぶ体験は、やはり特別です。

ブラウザ版はPCやスマートフォンからプレイ可能。ゲームデータを手元に残したい場合は、GB互換機やエミュレーター向けのROMデータ版も販売されています。

ヨータロー

どうせならゲームボーイで遊びたい。
あの頃を思い出させてくれる画面と手触りに、懐かしさが一気に込み上げました!

水彩画は水底に沈む

水彩画は水底に沈む

『水彩画は水底に沈む』は、ドット絵で描かれるノスタルジックなポイント&クリックアドベンチャーです。

舞台となる鳴海市は、1年前に発生した原因不明の急激な海面上昇によって、海の底へ沈んでしまいました。

高い丘に建っていた鳴海高校だけが水没を免れ、現在は「鳴海島」と呼ばれる砂の島に、無人となった校舎が残されています。

そんな故郷へ久しぶりに戻ってきたのが、元美術部員のユイとミオです。2人は高校時代の思い出をモチーフにした水彩画を完成させるため、島に残された物品からアイデアを集めていきます。

ゲームは、気になる場所にカーソルを合わせてクリックすることで進行。廃校となった教室や島のさまざまな場所を調べながら、そこに残された記憶や会話を拾い集めます。

水彩画は水底に沈む

試遊では、目に入ったものを一つずつクリックして探索しました。

何かを調べるたびに、かつてこの場所で暮らしていた人々の気配や、ユイとミオの思い出が少しずつ浮かび上がってきます。静かな作品ですが、断片的な情報が積み重なるほど、世界に何が起きたのか知りたくなりました。

なぜ鳴海市は海に沈んでしまったのか。高校だけが残された島で、2人は何を見つけるのか。そして、「鳴海島」という呼び名にはどのような意味があるのか。

どこか寂しく、それでいて美しいドット絵の世界を、最後まで見届けたくなる作品です。

『水彩画は水底に沈む』は、2026年5月21日からSteamで配信されています。

ヨータロー

廃校の静けさと、残された思い出を一つずつ拾っていく寂しさが印象的。
島に何が起きたのか、続きがとても気になりました!

ダンジョン・ノクス・エキゾチカ

ダンジョン・ノクス・エキゾチカ

『ダンジョン・ノクス・エキゾチカ』は、KTN Gamesが開発するレトロ風の一人称3DダンジョンRPGです。

低解像度のクラシカルなグラフィックで描かれたダンジョンを一歩ずつ進み、敵と戦い、装備を集めながら、より深い階層を目指します。

昔ながらのダンジョンRPGらしい見た目ですが、遊びやすくするための自動化が取り入れられているのが特徴です。

未踏破の通路は自分で探索する一方、戦闘はオートと手動を切り替え可能。通常の敵は仲間に任せ、危険な場面だけ自分でコマンドを入力するといった遊び方ができます。

さらに、探索を切り上げると決めた後は自動帰還が可能です。パーティーが来た道をたどって拠点まで戻ってくれるため、帰り道を一歩ずつ操作する必要はありません。

ダンジョン・ノクス・エキゾチカ

街へ帰還したら、持ち帰った装備を確認し、パーティーを強化して再びダンジョンへ。探索、戦利品の確認、編成、再挑戦という、古き良きダンジョンRPGの楽しさをテンポよく味わえます。

短い時間ではオート機能を活用して進め、重要な戦闘では自分で指示を出す。すべてを操作する時間は取れなくても、パーティー編成や装備収集はじっくり楽しみたい大人と相性がよさそうです。

『ダンジョン・ノクス・エキゾチカ』はSteamで発売予定。記事執筆時点では、具体的な発売日は発表されていません。

ヨータロー

クラシカルなダンジョンRPGの手触りを残しつつ、面倒になりやすい部分は自動化。
つい「もう一階だけ」と潜りたくなる作品でした!

Mimic mission

Mimic mission

Lookdown gamesが手がける『Mimic mission』は、ブラック企業に潜入し、ハラスメントなどの証拠を集めて会社を追い詰めるアドベンチャーゲームです。

ゲームは、登場人物から話を聞く会話パートと、プレイヤーが現場を調べる操作パートを繰り返しながら進行します。

相談者は何に苦しんでいるのか。周囲ではどのようなことが起きているのか。会話だけで判断するのではなく、さまざまな場所を調査し、解決につながる証拠を集めなければなりません。

社会的な問題を題材にした作品ですが、重苦しさだけを前面に出したゲームではありません。証拠を集めて状況を明らかにし、苦しんでいる人を助けるという、問題解決型アドベンチャーならではの爽快感がありました。

会話の中に手掛かりが隠されているのか、それとも現場に決定的な証拠が残っているのか。会話パートと操作パートの両方を注意深く進める必要がありそうです。

『Mimic mission』は、2026年10月にリリース予定です。今後、どのような事件やハラスメントが描かれるのか、続報を待ちたい作品です。

ヨータロー

証拠を積み重ね、苦しんでいる人を救っていく。
社会的な題材を扱いながら、気持ちよく問題を解決できそうな作品でした!

短い試遊時間でも、作品の個性は伝わってくる

短い試遊時間でも、作品の個性は伝わってくる

今回試遊した6作品は、ジャンルも遊び方も大きく異なっていました。

装備の組み合わせを考える『SUMMER ROAD』、怪異との距離を見極める『新宿異変』、ゲームボーイで育成を楽しむ『魔王城のミラテン』。

さらに、沈んだ故郷の記憶をたどる『水彩画は水底に沈む』、古き良きダンジョン探索を遊びやすくした『ダンジョン・ノクス・エキゾチカ』、ハラスメントに苦しむ人を助ける『Mimic Mission』と、それぞれに明確な個性があります。

短い試遊時間でも、その作品が何を面白さの中心に置いているのかがしっかり伝わってきました。

気になる作品があれば、Steamの体験版を遊んだり、ウィッシュリストに登録したり、開発者の公式ページを確認したりして、今後の展開をチェックしてみてください!

ヨータロー

まだまだ遊びたい作品ばかり。
発売後の製品版や、今後公開される体験版も追いかけていきたいと思います!

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