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開発者をぶちのめすために、数字を爆発させろ。『Kill The Nova』レビュー|150種類以上のSPで組み上げるローグライクパズル

開発者をぶちのめすために、数字を爆発させろ。『Kill The Nova』レビュー|150種類以上のSPで組み上げるローグライクパズル

「倍率がすべて。ありえない数字を叩き出して、開発者を絶望のドン底に叩き落とせ。」

なんとも物騒なコンセプトですが、遊んでみるとこれが実に面白い。『Kill The Nova』は、150種類以上の「SP(Special Piece)」を組み合わせて戦うローグライクパズルです。9×9の盤面にピースを置き、縦または横のラインをそろえて得点を稼ぎ、目標スコアに到達すればクリア。シンプルなルールに、デッキ構築の奥深さが乗っかっています。

ステージクリア時にはショップでアイテムやピースを購入でき、次のステージ選択も自分次第。何を買い、どの道を進むかで、その後の展開が大きく変わっていきます。

皆さん、「開発者をぶちのめす」ローグライク×ブロックパズル、気になりませんか?

今回ご紹介する『Kill The Nova』は、NQV4とProblemEdgeが手がけるローグライクパズルゲームです。

PC(Steam)向けに2026年7月13日より配信中。日本語に対応しており、9月3日まで20%オフのセールも実施中です!

『Kill The Nova』とは?

『Kill The Nova』は、NQV4とProblemEdgeが開発し、ProblemEdgeが販売するローグライク×ブロックパズルです。

9×9の盤面にピースを配置してラインを消し、倍率を積み上げて目標スコアを目指すのが基本ルール。白い謎の案内人に導かれ、開発者Novaをぼこぼこにする旅へ出るという、なんともメタな設定になっています。

ジャンルはカジュアル・インディー・ストラテジー。タグにはローグライト、パズル、毒のあるユーモア、デッキ構築、ドット絵といった言葉が並びます。

古典的なパズルとローグライク・デッキ構築を融合させた新感覚の一本で、すべては「倍率」。圧倒的なシナジーを組み上げて、天文学的な数字を叩き出すのが目的です。立ちはだかる7つの「ランク」を突破していく構成になっています。

ヨータロー

「開発者をぶちのめす」という設定が最高に尖っています!
毒のあるユーモアが効いていますね!

ゲームシステム1:ピースを置く回数に制限があるブロックパズル

ゲームシステム1:ピースを置く回数に制限があるブロックパズル

このゲームの基本は、9×9の盤面にピースを置いてラインを消し、得点を稼いでいくことです。

そして面白かったのが、ブロックピースを置ける回数に制限があるということ。ステージごとに回数が決まっているため、適当に置いていては目標スコアに届きません。

どのピースをどこに置けば効率よく倍率を伸ばせるのか。限られた手数のなかで最善手を探る、その考える時間こそが本作の醍醐味です。ただ盤面を埋めるだけのパズルとは、緊張感がまるで違います。

150種類以上のSPは何個でも重ねがけが可能。組み合わせ次第で倍率が跳ね上がるので、シナジーを見つけたときの快感はたまりません。

Everness to Everness

ゲームシステム2:ショップで買ったアイテムから無限に広がるビルド構築

ゲームシステム2:ショップで買ったアイテムから無限に広がるビルド構築

ステージはランダムに提示されるなかから選択していく形式です。

難しいステージを選ぶほど良いアイテムが手に入るという、リスクとリターンの設計になっています。腕に自信があるなら高難度へ、安全にいくなら易しいステージへ。この選択が攻略の組み立てに直結します。

おすすめは、まずノーマルやイージーをクリアして得点に倍率がかかるアイテムを確保すること。倍率アイテムさえ手に入れば、その後の難易度が高いステージもぐっとクリアしやすくなります。

ステージクリア時にはショップでさまざまなアイテムとピースを購入可能。ステージを進めるとボスステージが待ち構えていて、多くのポイントを稼がなければクリアできません。道中でどんなアイテムを買っておくかが、そのまま鍵になります。

そして本作の奥深さは、ここから先にあります。購入したアイテムを組み合わせてビルドを構築していくことで、可能性は文字通り無限に広がっていくのです。150種類以上のSPは何個でも重ねがけができるため、どのアイテムをどう噛み合わせるかで戦い方がまるで変わります。

倍率を伸ばす方向に全振りするのか、盤面の安定を取るのか。同じスタートを切っても、拾ったアイテム次第でまったく違うビルドが完成する。この組み合わせの自由度こそが、何周でも遊びたくなる理由になっています。

ゲームシステム3:ボス「プライムセル」とリビルドシステム

ゲームシステム3:ボス「プライムセル」とリビルドシステム

各レベルの最後には、ボス戦が待っています。

登場するボス「プライムセル」は20種類以上。そしてボスをクリアすると、嬉しい特典が用意されています。戦闘後の「リビルド」フェーズでは、盤面に置くピースを強化したり破壊したりできるので、自分の戦略に合った手札を作り上げていけるのです。

さらに各ランの最終ボスは、開発者「Nova」本人。かも、盤面にピースを置くのはプレイヤーだけではありません。Novaもピースを置き、プレイヤーの邪魔をしてきます。ランクが上がるほど妨害パターンは凶悪化していくので、油断は禁物です。

ヨータロー

アイテムの組み合わせ次第でビルドは無限大!
リビルドで手札まで作り替えられるので戦略の幅がすごいです!

『Kill The Nova』の面白いポイント

面白いポイント1:手数制限と、数字がインフレしていく快感

面白いポイント1:手数制限と、数字がインフレしていく快感

最大の魅力は、限られた設置回数のなかで最適解を探る思考の面白さです。

ステージごとに置ける回数が決まっているので、なんとなくで置いていては絶対に届きません。1手ごとに「ここでラインを消すべきか、次のために温存すべきか」と悩む時間が、たまらなく楽しい。

そして何より気持ちいいのが、積み上げた倍率で数字がインフレしていく瞬間です。SPを重ねがけしてシナジーが噛み合った途端、さっきまで数百点だったスコアが桁違いの数字へと跳ね上がっていく。

自分の組んだ構成が想定をはるかに超える数字を叩き出したときの快感は格別で、思わず声が出ました。脳汁が溢れ出すという公式の表現も、決して大げさではありません。この数字の暴力こそが、本作の中毒性の正体でしょう。

面白いポイント2:パズルが苦手でもアイテムでクリアできる

面白いポイント2:パズルが苦手でもアイテムでクリアできる

歯ごたえのある内容でありながら、救済の道もしっかり用意されています。

アイテムを上手く使えば、パズルが苦手な人でもクリアできるのが良いところ。詰まったときに状況を打開する手段があるので、理不尽に投げ出される感覚がありません。

さらに驚くのが、レアなアイテムのなかには使用するだけで勝利できるものまで存在すること。あまりにも強すぎるので、もし手に入ったらボスステージで使ってしまいましょう。公式が「実際に勝つこともできます」と書いているのも納得の壊れ性能です。

面白いポイント3:集めたアイテムを眺めるコレクション要素

面白いポイント3:集めたアイテムを眺めるコレクション要素

やり込み要素として嬉しいのが、コレクションの存在です。

今まで見つけたアイテムなどをコレクションとして集められるので、遊ぶほど図鑑が埋まっていく楽しさがあります。まだ見ぬSPやアイテムを求めて、もう1周走りたくなる仕掛けです。

Steam実績も44個と豊富に用意されているうえ、7つのランクを突破していく長期的な目標もあります。レトロな低解像度ピクセルアートと、勝利時に脳を直接揺さぶってくるサウンドも心地よく、繰り返し遊びたくなる作りでした。

ヨータロー

コレクションを埋めたくて何周もしてしまいます!
勝利サウンドが気持ちよすぎるんですよね!

天文学的な数字で、Novaをぼこぼこにしよう

天文学的な数字で、Novaをぼこぼこにしよう

『Kill The Nova』は、古典的なブロックパズルにローグライク・デッキ構築を組み合わせた、中毒性の高い一本でした。

手数制限が生む思考の楽しさ、購入したアイテムで無限に広がるビルド構築、ステージ選択とショップの戦略性、そしてリビルドによる手札のカスタマイズ。

積み上げた倍率でスコアがインフレしていく瞬間の快感は、一度味わうと病みつきになります。

  • 「ブロックパズルとデッキ構築を組み合わせた作品が気になる」
  • 「数字がインフレしていく爽快感を味わいたい」
  • 「毒のあるユーモアが効いたインディー作品を探している」

そんな方は、ぜひ白い案内人と一緒に旅立ってみてください。積み上げた天文学的な数字を、開発者Novaの顔面に叩き込んでやりましょう。

ヨータロー

倍率が跳ね上がった瞬間の脳汁がすごい!
パズル好きなら絶対に触ってほしい一本です!

Steamページはこちら!

※本記事の執筆にあたり、ProblemEdge様よりゲームキーをご提供いただきました。

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