モバイル保険は現金なしでも修理できる?キャッシュレスリペアの対象機種・使い方・注意点を解説

スマートフォンの画面割れや故障は、突然発生します。修理したくても、数万円の修理費用をすぐに用意できるとは限りません。
モバイル保険の通常の保険金請求では、利用者が修理費用をいったん支払い、修理報告書や領収書をそろえて申請します。
一方、提携修理店で利用できる「キャッシュレスリペア」なら、条件を満たす場合は修理費用をその場で立て替えずに修理を受けられます。
ただし、すべての登録端末や修理で使えるわけではありません。対象機種や修理箇所、利用できる店舗が限られ、補償上限を超えた場合は差額の支払いも必要です。
本記事では、モバイル保険のキャッシュレスリペアについて、対象機種、利用手順、通常の保険金請求との違い、利用前の注意点を分かりやすく解説します。
- キャッシュレスリペアについて簡単にまとめると
- モバイル保険は現金なしでも修理できる?
- キャッシュレスリペアとは?
- キャッシュレスリペアの対象機種
- Nintendo Switch 2はキャッシュレスリペアを利用できる?
- キャッシュレスリペアでは水濡れ修理・基板修理が対象外
- キャッシュレスリペアを利用できる店舗
- キャッシュレスリペアの使い方
- キャッシュレスで修理できる金額には上限がある
- キャッシュレスリペアを利用できない場合の請求方法
- キャッシュレスリペアを利用する前の注意点
- キャッシュレスリペアが向いている人
- キャッシュレスリペアがあまり向いていない人
- キャッシュレスリペアに関するよくある質問
- まとめ|対象機種なら修理費用を立て替えずに済む可能性がある
- 参考情報
キャッシュレスリペアについて簡単にまとめると
| 確認項目 | 内容 |
|---|---|
| 修理費用の立て替え | 条件を満たせば、補償上限の範囲内で原則不要 |
| 事前申請 | マイページから必要 |
| 主な対象端末 | iPhone、Google Pixel、SHARP・モトローラ・Xiaomi製スマートフォン |
| 対象外の修理 | 水濡れ修理・基板修理 |
| 利用できる修理店 | 全国約100店舗のiCracked Store。郵送修理にも対応 |
| Switch 2などのゲーム機 | 公式FAQの対象端末一覧には掲載されていない |
| 修理費が補償上限を超えた場合 | 超過分をその場で支払う |
対象端末を登録していても、必ずキャッシュレスリペアを利用できるわけではありません。故障した端末や修理内容、利用予定の店舗が条件を満たすか、マイページで確認してから申し込みましょう。
『モバイル保険』の補償内容・キャッシュレスリペアを確認する
モバイル保険は現金なしでも修理できる?
結論からお伝えすると、キャッシュレスリペアの対象端末・対象修理で、事前申請などの条件を満たせば、修理費用をいったん自分で立て替えずに修理を受けられます。
通常の保険金請求では、先に修理代を支払い、後から保険金を請求します。キャッシュレスリペアは、この一時的な立て替えを避けられる仕組みです。
ただし、「現金がまったく必要ない」とは限りません。修理費用が補償上限を超える場合は、上限を超えた差額をその場で支払う必要があります。また、端末の状態によってキャッシュレスリペアを利用できず、通常の保険金請求になる場合もあります。
急な故障で数万円の修理費用が発生すると、すぐに用意するのは大変です。
立て替えを避けられるのは助かりますが、利用条件は先に確認しておきましょう。
キャッシュレスリペアとは?

キャッシュレスリペアは、モバイル保険の提携修理店「リペアパートナー」で利用できる修理サービスです。
マイページから事前に利用申請を行い、対象端末と対象修理の条件を満たしていれば、補償される範囲の修理費用を店頭で立て替えずに修理を受けられます。
保険へ加入しているだけで自動的に適用されるわけではなく、修理前の申し込みが必要です。
モバイル保険の保険料は月額700円(非課税)で、主端末1台・副端末2台の最大3端末を登録できます。年間の支払限度額は全端末合計で最大15万円となり、免責金額はありません。ただし、副端末の補償は2台合計で年間最大4万5,000円です。
通常の保険金請求との違い
| 項目 | 通常の保険金請求 | キャッシュレスリペア |
|---|---|---|
| 修理費用 | 利用者がいったん支払う | 補償上限の範囲内なら原則として立て替え不要 |
| 手続きのタイミング | 修理後に保険金を申請 | 修理前にマイページから申請 |
| 修理先 | メーカーや正規代理店など | 指定されたリペアパートナー |
| 対象端末 | 登録条件と補償条件を満たした端末 | 対象機種として案内されている端末に限定 |
| 修理内容 | 契約上の補償範囲に該当する修理 | 水濡れ修理・基板修理などは利用不可 |
| 上限超過時 | 支払限度額を超えた部分は自己負担 | 差額をその場で支払う |
キャッシュレスリペアは補償範囲を広げる制度ではありません。通常のモバイル保険で補償されない故障や交換が、キャッシュレスリペアなら対象になるわけではない点に注意してください。
キャッシュレスリペアの対象機種

2026年9月時点で、モバイル保険の公式FAQに掲載されている対象端末は次のとおりです。
- iPhoneシリーズ
- Google Pixelシリーズ
- SHARP製スマートフォン
- モトローラ製スマートフォン
- Xiaomi製スマートフォン
ただし、メーカーによって購入先などの条件があります。
| メーカー・シリーズ | 公式FAQで案内されている条件 |
|---|---|
| iPhoneシリーズ | 対象機種・修理箇所・店舗をマイページで確認 |
| Google Pixelシリーズ | 対象機種・修理箇所・店舗をマイページで確認 |
| SHARP製スマートフォン | ソフトバンクで購入した端末またはSIMフリー端末 |
| モトローラ製スマートフォン | ソフトバンクで購入した端末またはSIMフリー端末 |
| Xiaomi製スマートフォン | ソフトバンクで購入した端末 |
同じメーカーのスマートフォンでも、すべての機種や修理を受け付けてもらえるとは限りません。リペアパートナーによって受付可否も異なるため、故障時にはマイページ内の専用ページで最新情報を確認してください。
対象端末や補償条件は変更される可能性があります。加入前と実際に修理するときの両方で、公式情報を確認しておくと安心です。
キャッシュレスリペアを利用できる対象端末を確認する
Nintendo Switch 2はキャッシュレスリペアを利用できる?

モバイル保険には、条件を満たしたNintendo Switch 2やNintendo Switchなどのゲーム機も登録できます。
しかし、2026年9月時点で公式FAQに掲載されているキャッシュレスリペアの対象端末一覧には、Nintendo Switch 2などのゲーム機は含まれていません。
そのため、Switch 2が故障した場合は、任天堂などへ修理を依頼して費用を支払い、修理報告書や領収書をそろえて申請する通常の保険金請求を想定しておくのが安全です。
ワイヤレスイヤホン、タブレット、ノートパソコンなどもモバイル保険の登録対象になり得ますが、キャッシュレスリペアの公開対象一覧には掲載されていません。
「モバイル保険へ登録できる端末」と「キャッシュレスリペアを利用できる端末」は同じではありません。この違いを覚えておきましょう。
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キャッシュレスリペアでは水濡れ修理・基板修理が対象外

キャッシュレスリペアでは、水濡れ修理と基板修理は対象外と案内されています。
たとえば、スマートフォンへ飲み物をこぼして内部まで浸水した場合や、電源が入らず基板の修理が必要になった場合は、キャッシュレスリペアを利用できません。
ただし、キャッシュレスリペアを利用できないことと、モバイル保険の保険金を請求できないことは同じではありません。
故障の原因や修理内容がモバイル保険の補償条件を満たす場合は、修理費用を自分で支払ってから申請する通常の保険金請求を利用できる可能性があります。実際の支払い可否は、契約内容や事故状況、修理内容、審査結果によって決まります。
キャッシュレスリペアが使えなくても、すぐに補償対象外だと判断する必要はありません。
通常申請ができるか、マイページや問い合わせ窓口で確認しましょう。
キャッシュレスリペアを利用できる店舗
公式FAQでは、キャッシュレスリペアは全国約100店舗のiCracked Storeで利用でき、郵送修理にも対応していると案内されています。
ただし、すべての店舗がすべての端末や修理を受け付けているわけではありません。リペアパートナーによって受付可否が異なります。
近くに店舗があるか、所有している端末を修理できるかは、マイページ内の「キャッシュレスリペア」から確認してください。
郵送修理を利用する場合も、送付方法や修理の流れを専用ページで確認してから手続きを進めましょう。
キャッシュレスリペアの使い方

キャッシュレスリペアは、修理店へ端末を持ち込む前に申し込みます。基本的な流れは次のとおりです。
1.故障した端末が登録されているか確認する
最初に、故障した端末がモバイル保険の補償対象端末として登録されているか確認します。
登録していない端末や、補償開始前に発生した故障は保険金請求の対象になりません。
2.マイページを開く
モバイル保険のマイページへログインし、メニューから「キャッシュレスリペア」を選択します。
3.対象機種・修理箇所・店舗を確認する
専用ページに表示される「使い方」を読み、故障した端末と修理内容が対象になっているか確認します。
利用できるリペアパートナーは、端末や修理内容によって異なる場合があります。
4.マイページから事前に申し込む
画面の案内に従い、キャッシュレスリペアの利用手続きを行います。
事前申請をせずに修理を進めないように注意してください。具体的な持ち込み方法や郵送方法は、申し込み時に表示される案内を確認しましょう。
5.指定された方法で修理を受ける
案内されたリペアパートナーで修理を受けます。修理費用が補償範囲内であれば、原則として修理費用の立て替えは必要ありません。
ただし、修理費用が補償上限を超える場合は、その差額を店頭などで支払います。
キャッシュレスで修理できる金額には上限がある

キャッシュレスリペアを利用する場合も、モバイル保険の補償上限が適用されます。
| 登録区分 | 修理可能な場合の補償上限 |
|---|---|
| 主端末 | 年間最大15万円 |
| 副端末 | 2台合計で年間最大4万5,000円 |
| 主端末・副端末の合計 | 年間最大15万円 |
主端末の15万円と副端末の4万5,000円を足して、年間19万5,000円まで補償されるわけではありません。すべての登録端末を合わせた年間の支払限度額は最大15万円です。
また、すでに保険金を受け取っている場合は、残りの年間支払限度額にも注意する必要があります。
修理費用が利用できる補償額を超えたときは、超過分をその場で支払います。「キャッシュレスリペアなら修理費用がいくらでも無料になる」という仕組みではありません。
キャッシュレスリペアを利用できない場合の請求方法

対象外の端末や修理では、通常の保険金請求を利用します。
通常の保険金請求に必要なもの
公式FAQでは、次の3点が必要書類として案内されています。
- 故障状態を写した写真
- 修理報告書
- 領収書またはレシート
保険金請求時に、購入証明書の提出を求められる場合もあります。
通常の保険金請求の流れ
- 修理へ出す前に、故障箇所を含む端末全体を撮影する
- メーカーや正規代理店などへ修理を依頼する
- 修理費用を支払い、修理報告書と領収書を受け取る
- 必要書類を撮影する
- マイページから事故状況などを入力し、書類をアップロードする
公式サイトでは、申請翌営業日から最短3営業日以内に保険金を支払うと案内されています。ただし、審査で確認事項が発生した場合は、この限りではありません。
私自身、以前使用していたiPad Proが故障し、5万6,980円の修理費用が発生した際にモバイル保険を利用した経験があります。数万円の修理費用が突然発生すると、いったん自分で支払う負担も小さくありません。
キャッシュレスリペアの対象端末を使っている方にとって、修理費用を立て替えずに済む仕組みは、こうした一時的な負担を抑える選択肢になります。
※保険金の支払いは、契約内容、事故状況、提出書類、審査結果によって異なります。キャッシュレスリペアを利用する前の注意点
すべての登録端末で利用できるわけではない
ゲーム機、ワイヤレスイヤホン、タブレット、ノートパソコンなどはモバイル保険へ登録できる場合がありますが、公式FAQのキャッシュレスリペア対象一覧には掲載されていません。
水濡れ修理・基板修理は利用できない
対象スマートフォンであっても、水濡れ修理と基板修理にはキャッシュレスリペアを利用できません。
修理前に事前申請が必要
キャッシュレスリペアは、マイページ内の専用ページから申し込む必要があります。先に自分で修理へ出した場合は、通常の保険金請求として手続きすることになります。
修理費用が上限を超えた場合は差額を支払う
補償上限を超えた修理費用までキャッシュレスになるわけではありません。超過分は、その場で支払う必要があります。
端末の状態によっては利用できない場合がある
対象機種であっても、端末の状態や修理内容によってキャッシュレスリペアが適用されない場合があります。その場合は、通常の保険金請求を利用します。
店舗によって受付可否が異なる
リペアパートナーによって、修理できるメーカー・機種・故障内容が異なります。利用前にマイページで確認しましょう。
キャッシュレスリペアでも免責事項は変わらない
キャッシュレスリペアは支払い方法を便利にする仕組みであり、モバイル保険の補償範囲を広げるものではありません。
置き忘れ・紛失、日本国外で生じた損害、経年劣化・自然消耗によるバッテリー交換などは、通常の保険金請求と同様に対象外です。
関連記事
キャッシュレスリペアが向いている人
- 対象のiPhoneやGoogle Pixelなどを登録している方
- 数万円の修理費用を急に立て替えることに不安がある方
- 近くのiCracked Storeを利用できる方
- 郵送修理でも問題ない方
- 修理前にマイページから手続きできる方
対象端末を持っていて、急な修理費用の立て替えを避けたい方にとって、キャッシュレスリペアは便利な仕組みです。
キャッシュレスリペアがあまり向いていない人
- Nintendo Switch 2などのゲーム機を修理したい方
- ワイヤレスイヤホンやパソコンなどを修理したい方
- 水濡れ修理や基板修理が必要な方
- 利用できるリペアパートナーが近くにない方
- iCracked Storeではなく、端末メーカーへ直接修理を依頼したい方
キャッシュレスリペアを使えない場合でも、補償条件を満たしていれば通常の保険金請求を利用できる可能性があります。
「キャッシュレスリペアが使えないから、モバイル保険に入る意味がない」とは限りません。登録したい端末と希望する修理方法をもとに判断しましょう。
キャッシュレスリペアに関するよくある質問
本当に現金なしで修理できますか?
対象端末・対象修理などの条件を満たし、修理費用が利用できる補償額の範囲内であれば、原則として修理費用を立て替えずに修理を受けられます。
ただし、補償上限を超えた場合は差額の支払いが必要です。
Nintendo Switch 2でも利用できますか?
2026年9月時点で、公式FAQのキャッシュレスリペア対象端末一覧にNintendo Switch 2は掲載されていません。通常の保険金請求を想定しておきましょう。
水濡れ修理でも利用できますか?
利用できません。公式FAQでは、水濡れ修理と基板修理はキャッシュレスリペアの対象外と案内されています。
どの店舗で利用できますか?
公式FAQでは、全国約100店舗のiCracked Storeで利用でき、郵送修理にも対応していると案内されています。ただし、店舗によって受付可否が異なります。
修理店へ行く前に申し込みが必要ですか?
必要です。マイページへログインし、「メニュー」から「キャッシュレスリペア」を選び、専用ページから手続きを行います。
キャッシュレスリペアが使えなかった場合はどうなりますか?
補償条件を満たしていれば、自分で修理費用を支払い、修理報告書や領収書をそろえて申請する通常の保険金請求を利用できる可能性があります。
まとめ|対象機種なら修理費用を立て替えずに済む可能性がある
モバイル保険のキャッシュレスリペアは、対象端末と修理内容などの条件を満たした場合に、提携修理店で修理費用を立て替えずに修理を受けられる仕組みです。
2026年9月時点で公式FAQに掲載されている対象端末は、iPhoneシリーズ、Google Pixelシリーズ、SHARP・モトローラ・Xiaomi製スマートフォンです。
一方で、次のような制限があります。
- 水濡れ修理・基板修理は対象外
- Nintendo Switch 2などのゲーム機は公開対象一覧に含まれていない
- マイページから事前申請が必要
- 修理費用が補償上限を超えた場合は差額を支払う
- 端末の状態や店舗によって利用できない場合がある
キャッシュレスリペアを利用できない場合でも、補償条件を満たしていれば通常の保険金請求を利用できる可能性があります。
大切なのは、「モバイル保険へ登録できるか」と「キャッシュレスリペアを利用できるか」を分けて確認することです。
急な修理費用の立て替えが不安な方は、手持ちのスマートフォンが対象機種に含まれているか、公式サイトとマイページで確認してみてください。
キャッシュレスリペアは便利ですが、すべての端末や故障で使えるわけではありません。
対象機種・修理内容・補償上限を確認したうえで、自分に合うか判断してみてください。
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