Daruma The Factory, Inc.は、PC版で配信者が次々と挫折し、クリアできたのはたった1人だけという伝説的な高難易度アクションゲーム『スリッピーベア(Slippy Bear)』のAndroid版を6月18日にリリースしました。
本作は物理学の慣性の法則を軸にした独特の操作感が特徴で、プレイヤーは可愛らしいクマを操り、35の“地獄ステージ”に挑みます。
Android版ではスマホの傾きセンサーを活用し、端末を傾けてクマを誘導する新感覚アクションを実現しています。
「難しい…でもあと1回だけ」と思わず繰り返し遊びたくなる究極の死にゲー体験が、ついにモバイルでも楽しめます。
同社は「ゲームの本質は発見・挑戦・達成感」とする哲学のもと、プレイヤーの成長を体感できる設計を追求。さらに次回作も同様の高難易度ゲームとして開発中です。

物理法則が織りなす、新たな挑戦の始まり
『スリッピーベア』は、「物体は自分では動かず、動いているものは自分では止まりません。クマも同じです」という物理学の慣性の法則をゲームメカニクスの核に据えた作品です。
PC版では配信者が挑戦し続けたものの、クリアしたのはたった1人という難易度を誇る伝説的タイトルが、Android版として新たに生まれ変わります。
スマホならではの直感操作と開発への想い
Android版最大の特徴は、“傾きセンサー”を活用した操作システム。
スマホを水平に構え、端末を傾けることでクマを誘導する“一種の傾きアクション”。簡単そうに見えて、絶妙に難しい手応えを生み出しています。
開発チームは、「スマホでも遊べることを当初から想定していた」とコメントしています。
PC版のマウス操作をもとに、傾きで面白くできる工夫を重ねたとのこと。
傾き角度によってクマのスピードが変化し、“近くではゆっくり、離れると勢いよく滑る”という微調整を実現するために多大な調整を施したそうです。
厳選された35ステージ
Android版では、PC版の全45ステージの中から人気の高い35ステージを厳選。
スマホに最適化しつつ、各ステージにはタレット、跳ね返るギミック、カエルなど多彩なトラップが配置されており、一度のミスが即リトライにつながる高難度設計です。
『スリッピーベア』では、プレイヤーが「自分で上達してる」と感じられる一瞬を大切に設計。
誰かからの評価ではなく、自身の進化を実感する喜びを実感することを目指しています。
ユーザーの声に応える姿勢と次回作への展望
開発チームは、高難易度のバランス維持に慎重な姿勢を示しています。
「高難易度がアピールポイントである本作から、それを削いではいけない」としており、過去に調整ミスで方向性を見失った経験から、改修には慎重な態度を取っているとのこと。
ユーザーの声には柔軟に対応。たとえば「マウスカーソルを可愛くしてほしい」という要望に応え、王冠獲得数に応じてカーソルが変化するアップデートを実施しています。
さらに、次回作もすでに高難易度タイトルとして開発が進行中。「高難易度で遊ぶユーザーの期待には応えていきたい」とコメントしており、シリーズ化の構想も見えてきます。
リリース情報
物理法則に支配された地獄のようなステージを、スマホの傾き操作で攻略できる“究極の死にゲー”体験が、ついにモバイル上で可能になりました。
挑戦と挫折を繰り返しながら最後に辿り着く達成感を、あなたもぜひ味わってみてください!
