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勇者の魂をポケットに詰め込め。『ドラゴンクエスト スマッシュグロウ』レビュー ドラクエのスマホローグライトRPG

勇者の魂をポケットに詰め込め。『ドラゴンクエスト スマッシュグロウ』レビュー ドラクエのスマホローグライトRPG

「デインソード、メラつぶて、スライム百体。ビルドはリセットされる。でも、確実に強くなれる。」

縦持ちスマホで片手プレイ。指一本でローグライトのビルドを組み上げながら、おなじみのスライムやドラキーを呪文名を冠したスキルで吹き飛ばしていきます。最初の一戦が終わった瞬間、思わず声に出ました。「これ、ちゃんとドラクエだ」と。

ローグライトが持つ試行錯誤の面白さと、38年の歴史を持つドラゴンクエストが持つあの「もう一歩だけ進もう」という引力が、見事に融合していました。「スマホゲームとしての快適さ」と「ドラクエとしての重厚な育成」を両立させる開発チームの本気度は、細部の仕上がりに滲んでいます。

皆さん、「スライムを吹き飛ばしながらビルドを育てるドラクエ製ローグライトRPG」、気になりませんか?

今回ご紹介する『ドラゴンクエスト スマッシュグロウ』は、スクウェア・エニックスとKLabGamesが共同開発したドラゴンクエストシリーズ最新作のローグライトRPGです!

ドラゴンクエストスマッシュグロウ ドラクエローグライトRPG
ドラゴンクエストスマッシュグロウ ドラクエローグライトRPG
開発元:SQUARE ENIX
無料
posted withアプリーチ

『ドラゴンクエスト スマッシュグロウ』とは?

スクウェア・エニックスとKLabGamesが共同で手がけた、ドラゴンクエストシリーズ初のローグライトRPGです。iOS/Android向けに基本プレイ無料でリリースされました。

舞台は見慣れたドラゴンクエストの世界です。プレイヤーは勇者として、別次元から押し寄せるモンスターの大群から世界を守るために戦います。

オープニング映像は神風動画が制作し、スライムやドラキーといったおなじみのモンスターたちが躍動します。

ジャンルはローグライトRPGですが、その核には「レベルを上げ、装備を整え、強敵に挑む」というドラクエの王道が息づいています。縦持ちスマホで片手操作、オートバトルと直感アクションが絶妙に組み合わさった、現代のスマホゲームとして完成度の高い一本です。

ヨータロー

『ドラゴンクエスト』で「ローグライト」に挑んでくるとは正直驚きました。
黄金スタッフの本気がスマホというフィールドで炸裂しています!

ゲームシステム1:縦持ち片手操作で「斬る・かわす・吹き飛ばす」爽快アクション

本作のバトルは、縦持ちスマホの画面を指でなぞるだけで進みます。複雑なコマンドは一切不要です。

特筆すべきは「立ち止まった時だけ攻撃できる」という独自の制約です。移動中は攻撃の手が止まるため、「止まって斬る→危険を感じたら走る→隙を見て止まる」というヒット&アウェイの駆け引きが自然と生まれます。

ヴァンパイア・サバイバーズ系の放置型とは一線を画し、プレイヤーの判断が戦況を左右する攻撃的なゲームプレイがクセになります。

必殺技ゲージが満タンになれば、強力な一撃で敵を画面の外まで吹き飛ばせます。スライムが宙を舞い、ドラキーの群れが弾け飛ぶあの瞬間の爽快感は格別です。

最大3人パーティを組んでバトル中いつでもキャラを交代できるため、敵のHPや弱点に応じた戦術判断が加わり、ただの反射ゲーとは異なる深みが生まれています。

ゲームシステム2:「グロウ結晶」が解き放つランダムビルドの快感

ローグライトとしての核となるのが、「冒険スキル」によるビルド構築システムです。

モンスターを倒すと「グロウ結晶」が落ちます。集めてゲージが満タンになると、ランダムに3種類の冒険スキルが提示されます。どれを選ぶかはプレイヤー次第で、攻撃手段を増やすもの、条件発動型のバフ、シナジーを生む補助系など選択肢は多彩です。心が躍ったのがスキル名のセンスでした。

「デインソード」「メラつぶて」といったドラクエの呪文名を冠したスキルが次々と出現し、「あの呪文がこういう形で活きるのか」という発見が止まりません。

「マジックボール」に「ボール毒」と「ボールHP吸収」を重ねれば、ダメージ・状態異常・回復を兼ねた主砲の完成です。シナジーを見つけた瞬間のニヤニヤが最高です。

ただし、冒険スキルはステージ終了と同時にすべてリセットされます。だからこそ、毎回「今度はどんなビルドを作ろうか」という新鮮な期待感を持ってステージに挑めます。

ゲームシステム3:ステージ外で積み上がる永続成長とドラクエの温もり

ローグライトのビルドはリセットされます。ですが、詰まなくなるのはなぜでしょうか。

その答えが、ステージ外に用意された永続成長システムです。職業レベルの上昇、職業パネルの開放、装備品の強化、ステータスを補正する「メモリ」の育成。これらはステージが終わっても失われず、じわじわと勇者を強化し続けます。

「昨日は勝てなかったボスが、今日は倒せた。」このドラクエ伝来の達成感のリズムが、ローグライトというシステムと組み合わさることで、スマホゲームとして非常に無理のない構造になっています。

ステージに入る前から装備構成やパーティ編成を考える戦略フェーズが始まり、ステージ中はビルドを育て、終われば永続成長に還元されます。

この「開く→育てる→積み上げる」という三段構えのリズムが本作の骨格です。オート周回機能の実装でクリア済みステージの素材周回も快適になり、忙しいゲーマーへの配慮も行き届いています。

ヨータロー

「ビルドはリセットされるのに、なぜかステージが必ず突破できるようになる」この感覚がたまらない。
ローグライトとRPG育成の融合として、これは理想的な設計だと断言できます!

『ドラゴンクエスト スマッシュグロウ』の面白いポイント

面白いポイント1:「デインソード」「メラつぶて」スキル名がドラクエファンの急所を突く

冒険スキルの命名が、単なるゲームの演出を超えてドラクエファンへのラブレターになっています。

クローズドβ時点では「追撃のつるぎ」「追撃のつぶて」と普通の名称だったスキルが、正式版では「デインソード(雷属性付与)」「メラつぶて(炎属性付与)」に刷新されました。この変更だけで、スキルを選ぶ行為に「呪文を覚える」という体験が重なり、プレイ中の感触が別物になります。

「ギラ」「バギ」「ヒャド」といったドラクエの呪文体系と属性スキルがシームレスに結びついているため、ビルドを考える行為が自然とドラクエの戦術思考と重なります。

「メラ系で炎ビルドを固める」「バギ系スキルを集めて風の主砲を作る」という発想がスマホの画面上で展開されるとき、38年分の記憶が静かに活性化されるはずです。

これはローグライトである前に、ドラゴンクエストというシリーズの文法が貫かれているからに他なりません。

面白いポイント2:詰んだステージが「必ず」突破できるようになる設計の秘密

ローグライトの弱点は「運が悪いと詰む」ことです。本作はこの問題を巧みに回避しています。

ステージ内では運と実力でビルドを組み上げますが、ステージ外の永続育成が確実にキャラを成長させます。失敗のたびに経験値と素材が積み上がり、次のチャレンジでは必ずキャラが少し強くなっています。

つまり詰んだ状態は永遠に続かない設計であり、これがローグライト初心者にとっての最大の安心材料になっています。加えてオート周回機能でクリア済みステージを繰り返せるため、素材集めのストレスも低いです。

忙しいけれど面白いゲームを探しているゲーマーにとって、この「無理なく積み上がる」感覚は大きな魅力です。

面白いポイント3:神風動画×すぎやまサウンドがローグライトRPGを「作品」に変える

本作はゲームシステムだけで語り尽くせない魅力を持っています。

神風動画が制作したオープニング映像は、スライムやドラキーが躍動する映像体験として単体で見ごたえがあります。すぎやまこういちのサウンドがゲームに流れた瞬間、これはただのスマホゲームではないという空気が漂い始めます。

ゼネラルディレクター堀井雄二のメッセージには「ドラゴンクエストの冒険の本質をローグライトに込めた」という意図が滲み、開発チームの覚悟が感じ取れます。

マルチプレイ(最大4人Co-op)「まものラッシュ」「スーパーまものラッシュ」といったエンドコンテンツも充実しており、ソロで黙々と育成する楽しさと仲間と協力して強敵に挑む楽しさが両立しています。

ヨータロー

神風動画のOPが流れた瞬間、思わず画面に顔を近づけてしまいました。
スマホゲームの枠をはみ出した「作品」としてのクオリティ、これは本物です!

勇者よ、今度は無数のまものを吹き飛ばそう

『ドラゴンクエスト スマッシュグロウ』は、38年のシリーズの歴史を背負いながら、ローグライトという現代的なフレームワークに真摯に向き合った意欲作です。

縦持ちスマホで展開するヒット&アウェイバトル、ドラクエ呪文名を冠した冒険スキルのビルド構築、そして失敗しても必ず成長できる二層構造の育成システム。

この三つの要素が噛み合ったとき、「もう一回だけ」という衝動は止められなくなります。堀井雄二・鳥山明・すぎやまこういちという黄金布陣が、スマホゲームという舞台で新たな冒険の形を提示してくれました。

ドラゴンクエストは、ローグライトというジャンルに移植されたのではなく、ローグライトを通じて正しく進化した。そう言い切れる仕上がりです。

  • 「ドラゴンクエストの世界観に浸りながら、毎回違うビルドで遊び倒したい」
  • 「スマホで隙間時間にサクッと遊べて、ガッツリな育成も楽しみたい」
  • 「ローグライトは好きだけど、詰んで萎えるのが嫌いなゲーマー」

そんな方は、今すぐダウンロードしてスライムを吹き飛ばしてください。デインソードを初めて選んだ瞬間、あなたの中の勇者が目を覚ますはずです。

ヨータロー

スライムを何百体吹き飛ばしても飽きない。これがドラクエの魔法だと思います。
ビルドを試行錯誤するたびに新しい発見があって、やめ時が本当に見つかりません!

ドラゴンクエストスマッシュグロウ ドラクエローグライトRPG
ドラゴンクエストスマッシュグロウ ドラクエローグライトRPG
開発元:SQUARE ENIX
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