スマホやNintendo Switch2でゲームをするなら「もっと快適に遊びたい」と思う瞬間はありませんか?
GameSirの最新モデル「X5s」は、そんなゲーマーの期待に応える万能モバイルコントローラーです。
前モデルX5 Liteから進化し、操作性・機能性・携帯性をすべて兼ね備えた1台に仕上がっています。
さらに冷却ユニット「FX5」と組み合わせれば、長時間のプレイでも安定性を維持できる“完全体”に。
本記事では、「GameSir X5s」を実際に使用し、開封時の印象から操作感、実際のゲームプレイ、そしてFX5との相性まで詳しくレビューします。
「GameSir X5s」が注目される理由
モバイルゲームを本格的に楽しみたいときに、欠かせないのが外付けコントローラーです。
これまで数々のコントローラーを手掛けてきたGameSirから、新たに登場したのが「X5s」です。
前モデルのX5 Liteから進化を遂げ、スマホやPCに加えて、次世代機のNintendo Switch2にも対応する万能モデルです。
さらに冷却ユニット「FX5」と組み合わせることで、スマホの発熱を抑えながら長時間快適にプレイできるという点も大きな魅力です。
開封の第一印象はケース入りで登場する安心感
「GameSir X5s」の箱を開けると、専用の簡易ケースに収められたX5sが登場します。
ケース付きというのは意外と嬉しいポイントで、持ち運び時に傷やホコリを防いでくれる安心感があります。
「X5 Lite」を知っている方ならわかると思いますが、Liteよりも全体的にどっしりとしていて、しっかりとした作り込みを感じました。
「シンプルで実用的」なLiteに対して、X5sは「本格派」といった印象です。
幅広いデバイスに対応するトライモード

スマホやSwitch2はBluetooth接続がメイン
X5sは基本的にBluetooth接続で使用します。iOSやAndroidはもちろん、Nintendo Switch2やPCでも利用可能です。
ペアリングはシンプルで、ペアリングボタンと指定キーを同時押しするだけ。これでiOSモードやSwitchモードなどに切り替えられます。
PCやSwitch2は、TYPE-Cケーブルでの有線接続も可能なので、使い分けが嬉しいコントローラーです。
実際の使用デバイス
今回はiPhone 16とNintendo Switch2で試しましたが、どちらも認識はスムーズで接続の安定性に不安はありませんでした。
付属の説明書を見ると、ペアリング方法がすぐわかるのもポイント。
初めてコントローラーを導入する方でも迷わず設定できると思います。
据え置き級の快適さ
Hall Effectスティックとカチッとしたボタン
操作感に関しては「さすがGameSir」といった仕上がり。Hall Effectスティックは滑らかで、ドリフトの心配が少なく、繊細なAIMも快適に行えました。
ボタンはカチッとした押し心地で、シューティングゲームやアクションゲームにも適しています。
今までのGameSir製品を所持している人なら、スティックやボタンの完成度は実感できるはずです。
ジャイロとHD振動に対応
さらに嬉しいのがジャイロとHD振動の対応。この価格帯では省かれがちな機能ですが、しっかり搭載されています。
実際に最新作『マリオカートワールド』をプレイしてみると、ジャイロによる視点移動が直感的に行え、振動もアクションに合わせてリアルに伝わってきました。
スマホゲームだけではなくNintendo Switch 2に使用できるのは嬉しいですね。
携帯性と利便性は専用ケースが光る
重量は約174gと軽すぎず重すぎず、手に馴染むバランスです。
専用ケースがあるためカバンにそのまま入れても安心で、外出先でサッと取り出して遊べます。
Nintendo Switch2にも対応しているので、友人宅での予備コントローラーとしても活用できるでしょう。
実際のゲームプレイ体験
今回試したのはiPhone 16での『Destiny: Rising』。
もともとコンシューマーで展開されている名作アクションシューターの続編であり、コントローラー操作に最適化されています。
実際にプレイすると、スマホゲームとは思えない快適さで、AIMもスムーズ。まさに「据え置きゲームをスマホで操作している」感覚を味わえました。
X5s × FX5で“完全体”に進化

冷却による安定したパフォーマンス
X5sをさらに進化させるのが、同じくGameSirから登場している「FX5」。スマホやSwitch2の背面に装着して冷却することで、発熱によるパフォーマンス低下を防ぎます。
特に夏場や高負荷のゲームを長時間プレイするときに効果を実感できました。
さらに携帯ゲーム機モードでNintendo Switch 2を冷やせるコントローラーとしては、「X5s」&「FX5」が初なのではないでしょうか?

マグネット式バッテリーの便利さ
「FX5」はマグネット式バッテリーを搭載しており、給電しながら遊べるのも魅力。
「X5s」と合わせて使うことで「冷却+安定した電源」という理想的な環境を作れます。
ただし、X5s・FX5・端末それぞれにUSB-Cケーブルが必要になるので、長時間のゲーム前にはあらかじめ充電を済ませておくのがおすすめです。
気になる点・改善してほしい部分
- X5 Liteのようなパススルー充電には非対応
- フルセットで使うとケーブル管理が煩雑になる
とはいえ、X5sのバッテリーはフル充電で約11時間持つので、事前に準備しておけば実用面で大きな支障は感じませんでした。マルチデバイスに対応する利便性を考えれば、十分許容できる範囲です。
ハイグレードな万能コントローラー
X5sを一言で表すなら「ハイグレードな万能コントローラー」。
スマホ・Switch2・PCのどれでも使える汎用性はもちろん、操作感の高さと専用ケースによる携帯性、さらにFX5との組み合わせで冷却まで可能になる点は他の製品にない強みです。
1万円クラスのライバルと比べても、価格は約半額でありながら必要な機能をほぼ網羅しています。
コスパの高さは群を抜いています。スマホゲーマーはもちろん、Switch2用の予備コントローラーや、PCでの軽快な操作を求める人にもおすすめできる1台です。
「スマホで本格的に遊びたい」「Switch2でも使える持ち運びコントローラーが欲しい」「できれば冷却も備えたい」。そんな欲張りなニーズを満たすのが、この「GameSir X5s」です。
「GameSir X5s」製品概要
GameSir X5s|製品仕様 | |
---|---|
対応プラットフォーム | Switch 2/Switch/Android/iOS/PC |
伸縮対応デバイス長 | 105–213 mm(4.13–8.39 in) |
接続方式 | Bluetooth/USB-C有線/2.4GHz無線(ドングル別売) |
スティック | GameSir Hall Effectスティック(非接触・ドリフト耐性) |
トリガー | Hall Effectアナログトリガー |
モーション | 6軸ジャイロ搭載(ネイティブモーション操作) |
振動 | デュアルHDルンブルモーター(各グリップ内) |
ABXYボタン | 物理スワップ対応(Switch/Xbox配置切替)、メンブレン、M+Aで値リマップ対応 |
D-pad | メンブレン |
ターボ | A/B/X/Y/LB/RB/LT/RTでサポート |
ソフトウェア | GameSirアプリ(FW更新、デッドゾーン/振動強度調整、ボタンテスト等) |
バッテリー | 合計840mAh(各グリップ420mAh)/USB-C充電 |
本体サイズ | 196.7 × 88 × 46 mm(7.74 × 3.46 × 1.81 in) |
重量 | 約174 g |
主な付属 | PP製ストレージケース、ABXYスワップ用クリップ(2.4GHzドングルは別売) |
※本記事で紹介する『GameSir X5s』は、GameSir様よりご提供いただいた製品です。ただし、使用感や評価はすべて、実際にゲームで使用したうえでの正直な感想をもとに執筆しています。